エチオピア ソマリ州ゴデ 浄水装置共同設置プロジェクト



ゴデに浄水装置を設置しました

2007年11月、安全な水を常時供給することが事業の技術的な目標であり、
今回 日本から7名を派遣し、エチオピア滞在10日間による現地工事を実施。






エチオピアから4名の研修スタッフが来ました。

2007年6月、エチオピア向けに数年間かけて独自に開発した汚泥かき寄せユニットが完成。
2007年8月、エチオピアから4名の研修スタッフを受け入れ、浜松にある我々のパートナー会社
DASCO(大学産業株式会社)にて研修を実施しました。



エチオピア・ゴデへ、現地調査に行ってきました。

2006年5月、日本からDASCO(大学産業株式会社:静岡県浜松市)曾布川社長、
江塚技術部長による現地最終調査のため、ゴデ訪問。





ゴデ 浄水装置設置プロジェクト概要

○ゴデの現状:
エチオピア南部 ソマリ州に位置し、ブルーナイルの支流、チェベレ川を水源として利用。人口約6万人。浄水されていない水を飲料とすることが原因による病気、伝染病などで、多くの方々が被害を受け、特に尊い子供の生命がなくなっていっています。  

○計画のポイント:
1.町全体の住民(約6万人)に、飲んで安全な水を供給すること。
2.エチオピアで独自に運営、制作できる浄水技術や産業の育成のためのモデル計画。
>>計画ポイント詳細

○関係組織:
NPO高麗(日本)/エチオピア・ソマリ州・ジジガ水資源局(エチオピア)との共同事業として計画実施
技術パートナー: 大学産業株式会社(DASCO:日本)

○年表:
2000年5月:  「エチオピア・ビルケナシュ基金」設立。
2000年8月:  1000万人が飢餓の危機に瀕するというエチオピア南部の地「ゴデ」を初訪問。
2000年12月: ゴデの医師との約束であった 携帯式の小型レントゲン設備を寄付。これより水の浄化プロジェクトの依頼を受け検討開始。
2001年〜    現地で維持可能なサポートのシステムを模索、静岡県浜松市の大学産業株式会社に協力を依頼。協力を得て、調査、試作を繰り返す。
2005年:
2006年5月:  浄水プラント設置のための現地最終調査を終え、ジジガ水資源局と共同事業契約締結。
2007年7月:  エチオピア向けに設計した汚泥かき寄せ機、殺菌装置などが完成。8月にエチオピアから4名の研修性を受け入れ。
2007年9月:  浄水ユニットをエチオピア向けに出荷。11月に現地施設設置、および水質検査ラボラトリー設置のために技術者6名派遣予定、
年内稼働を予定。
2007年11月  日本から7名を エチオピアゴデへ派遣し、エチオピア滞在10日間による工事を実施。汚泥排出機、凝集装置、滅菌装置の設置を実施

○日本からの寄付:
*汚泥かき寄せ装置:今回の目玉となる新設計の装置で総重量2トン、沈殿槽の上に設置し機械式で汚泥をかき寄せ排出する装置。ガソリンエンジンにて走行。 2機目を現地で生産する予定。
*凝集・撹拌装置:沈殿槽に設置するミキサーを凝集剤注入装置
*減菌装置:砂沈殿槽を経過したろ過水を最終的に減菌する装置
*ジェネレーター、ポンプ(現地調達)
*水質ラボラトリーの設置:迅速分析計、色濁度計、PH計、導電率計、など実験検査機器
*ゴデ病院への手動式の浄水装置

○現地政府の実施事項

配管システムの整備工事/第二沈殿槽の建設/機械の設置工事/技術者の派遣/汚泥かき寄せ装置の2機目を製作/水質ラボラトリーの開設(シジガ)



お問い合わせ

  NPO高麗:東京都港区六本木3−4−16 IDAKIビル3F
  E-mail:info@npokoma.org TEL 03-3505-8841(株いだき内)