出会い
24歳の時、自分の生命は短い事を感じ、幼い頃から考えていました人生を深く考えました。3歳の時、大空を仰ぎ、ふと昔この空を見ていた人は今、何処にいるのだろうかと感じました。人間は何故生まれ、どう生きていくのか、死んだら何処に行くのかを心の底からわかりたい、と望みました。死が終わりでも別れでもない永遠の世界を求め、生き始めました。生まれ付き人の運命が素通しで見えていました私は人間には生まれ付き運命が決まっている事に苦しみ、悩み、運命から解き放たれる事を願い、真理を求める人生となりました。生きるとは何か、人間とは何かをわかりたい一心で、人に会い、学び、実践してきた結果は24歳で余命2ヶ月と言われる状態となりました。24歳で死ぬ為に生まれてきたのかと考えると、やりきれない気持ちで、受け容れ難い気持ちだけが残り、生きている間に本当の事がわかりたいと心の底から望みました。気持ちがおおいなるはたらきに通じ、生命途絶えそうな時、いだきしん先生に出会いました。
私が何も語らずとも、生まれ付き人の運命が素通しで見える資質を持っていること、木や花、自然のメッセージが聞こえるようにわかる感受性であることをわかって下さいました。今までは話してもわかってもらえない事で苦しみ生きてきました私は語らずともわかって下さる方にお会い出来、「生きていける」と希望の光が胸に灯ったのです。余命短い事はわかっていましたが、生きている間に本当の事をわかりたい一心でいだきしん先生にお会いさせて戴きました。今までの価値観がひっくり返る経験の連続の中で真実がわかり、気づいた時、生命が助かっていたのです。人間は真実がわかると生きていける、と夢を見ているような気持ちでした。が、夢ではなく現実である事が更に夢のまた夢と感じ、真実をわかっていくことの喜びは生きる力と変わりました。
私の生命には先祖高句麗の歴史が受け継がれ、性格、気質、運命となっていました。いだきしん先生に受け容れられ、わかることにより、魂は覚醒しました。そしていだきしん先生がピアノの即興演奏をして下さる時、歴史の絵巻物を見る様に、真実の歴史が蘇るのです。自分が経験していない過去の歴史をわかっていける人間の内面の可能性を知り、生きる事の豊かさに驚喜し心から感謝する日々が始まりました。そして驚く事にわかる事により生まれ付きの運命が解放され、過去の歴史は生きる力と変わっていったのです。余命2ヶ月の生命は劇的に回復し、健康を取り戻しました。そして親や先祖の生き方を繰り返す運命からも解放されましたので、真の自分を活かす人生が拓かれました。人間は内的環境が外的環境を作ります。生まれ付きの運命が受け継がれていた内面が変わると、取り巻く環境も自ずと変わり、真の自分を実現する環境が創られます。自分の生きる環境は自分が創っていくのだとわかり、生き甲斐のある人生が始まりました。
本音
私はいだきしん先生にお会いした時、自分の意志で薬を捨てました。そして苦しみにある時、生命の声であります本音に気づきました。生命は生きていくようにはたらいています。生命の声であります本音は生きていく為に必要な要求であると気づきます。本音をわかり表現すると痛み苦しみがやわらぎ、次第に回復し始めていくことを経験し、生命の真に目覚めました。体の具合が悪くなる時は生命の声に逆らい、生命の法則に反している時とわかります。そして生命の声を受け容れる時に回復していくのです。自分の生命がはたらいているままに生きていけば健康で生きていける事を知り、生まれて初めて安堵しました。いつも生まれ付きの運命を恐れ生きてきました。人間とし正しく生きていきたい気持ちはあっても、何が正しいのかがわからずに苦しみます。自分が望む事が人にとって良い事なのかを考える事が多かったのです。自分が望むように生きてもそうさせない運命を常に畏れ、人間としどう生きていくのかを考え続ける人生でした。運命から解放され、生命に偽りなく本音で生き始めた時に真の自分を表現し実現する人生が拓かれました。何が真か否かは生命を基準に考えるとわかるようになりました。生命に偽りなく生きる事を真に目覚めていきます。
いだきしん先生の即興演奏は人間共通の生命のはたらきを表現されます。また「人間の心は宇宙よりも広い」と海外でのインタビューではおっしゃっておられますが、大宇宙に通じる無限なる世界を内面で感じられます。心が広く無限である時、何をも乗り越えていく知恵、力が湧いてくる事に人間の計り知れない可能性に目覚めます。コンサート活動を始めた頃、環境庁が主催する「音と環境」というテーマのイベントにて、いだきしん先生のピアノコンサートにて老若男女が脳波測定されました。全員からアルファー波が検出され、人によっては天才がひらめく瞬間の脳波も顕われました。森の中、自然の中にいる時よりも心地良い音である、との測定結果が顕われました。海外では音楽家は宇宙に通じる音であり創造性にあふれていると大喜びされます。研究者はひらめきが起こるとおっしゃいます。また人間共通の生命のはたらきを即興演奏されますので、言語、思想、宗教の境をも乗り越えていくと評価され、カソリックの聖地ではカソリックの歴史上初の演奏許可を頂き、聖地にてのコンサートが実現しました。イスラム教国家にても音楽は禁止されていても、いだきしん先生の音楽は人間とは何かの答えを顕わすものとし、文化とし受け容れられ前代未聞のコンサートを開催実現してきました。実績は活動記録に記されています。
貧困に苦しむアフリカ、争いが絶えない中東の地、コーカサスの地にあっては社会の状況を変え得るコンサートとし、要請されコンサートを開催してきました。目の前にある現実は厳しくてもコンサートにて経験する異次元の世界からは新しい世界が拓かれると、厳しい現実を突破する風穴が開く経験が起こります。
私個人におきましても、目の前にある問題、課題を乗り越え、新しい世界を創造する力が生まれ、一気に飛躍出来ます経験により常に不可能も可能になり、変化成長をし続けていける人間の豊かさに至福の喜びを感じていけます事に深く感謝します。
創造
3歳の頃より世界の平和を祈り生きてきました。いだきしん先生にお会い出来、人間は内面の環境が取り巻く環境を作り、内面が変わる事なくしては今ある問題も課題も解決はない、とわかりました。世界各地を歩く中でも外的環境からは解決はなく、人間一人一人の内面が変わる事なくしては争いが絶えず、問題、課題が山積する状況は変わらないとは共通に認識するところです。内面を変えていけるいだきしん先生のはたらきこそが世界を変える、とお伝えし、世界規模のコンサートを開催して参りました。
飢餓と貧困により苦しむエチオピア政府から物やお金よりも社会を創る人間の内面を変えてほしいと依頼され、2001年にエチオピアから全世界に衛星放送、インターネットを通して発信し、会場には11万人の聴衆が集い、「人類発祥の地から新しい愛の人類史を創りましょう」と開催しましたコンサートは、飢餓や貧困による不安と恐怖により苦しむ内面が愛に満たされたと政府発表により伝えられました。不安や恐怖からは良い物も良い仕事も創れませんが、愛からは未来を拓く良い仕事を創造していける、と求めてやまない自律の支援への道を拓いて下さった、と大変感謝されました。続く2003年には、タンザニアにて南部アフリカ開発共同体(SADC)の首相会議の一環とし「キリマンジェロの上に平和の灯火を」をテーマとし開催されました。キリマンジェロはアフリカの屋根と言われています。平和の灯火が灯れば、アフリカは平和となる、との例えで、アフリカの方々の悲願を受け、開催されました。
コンサートといいましても、一人一人の人生の事であり、世界の状況を変えていくはたらきをしています。私は今から30年前に「子供達が生きていける社会を創りたい」本音から、人間の内面を変え、全ての根源解決になります、いだき講座を開催させて戴き、29年前よりコンサート活動を始めさせて戴きました。世界各地にて地球の宝とし尊重され、歴史上初となりますコンサートを開催させて戴いてきました。1998年父母を亡くし、新しい人生を生き始め、世界平和実現への道を創りたい本音によりNPO高麗を立ち上げ、「一人一人が真の自分を活かし輝き生きられる世界は平和な世界」を活動主旨とし引き続き、世界各地にて開催させて戴いています。海外では即興演奏は古代より神のメッセージと伝えられています。いだきしん先生の演奏が神技と言われ、とても神が宿る人でなければ表現出来ない世界であると評価されます。古代では宇宙秩序を音楽により表していたとも聞いています。宇宙秩序が狂う時に体も心も不調をきたすと捉えていた古代の言い伝えが残る地ではいだきしん先生の即興演奏は神の顕われと尊ばれ、コンサートの経験を通して目の前の厳しい現実を乗り越えていく叡智と愛を養い、生まれ変わったように活き活きと瞳が輝き、未来に希望を抱き、新しい生命を得る経験とし、人生忘れ得ぬ出会いとなります。
30年の経験の中で大変残念に感じています事は日本人は人生の事を考えないようになってしまった事です。生きる上で一番大切な愛、精神という言葉を使うと何も聞かずに敬遠し誤解します。また、いだきしん先生のコンサートでは在るがままが顕われます。本来このように生きていけば最も自分を活かし、幸せに生きていける事を知っている生命からのメッセージを即興演奏により表現して下さっているのですが、そう生きていない生き方があぶり出されるように現れますと違和感を覚えたり、不快感となって感じます。自分の生命がそのまま反応しているのですが、何が起こっているかを理解出来ずに、変わっていける尊い経験を活かせずに誤解している方々が多い事を残念に感じてきました。真は未来に明かされますので継続により証明し、ひたすら次世代が生きていける世界を創る事に邁進して参りました。30年経ち、やっと時は来ました。自然の生命と共に生命の法則に則り生きる事なくして生きていけない時代となっています。コンサートにて生命のはたらきに気づき、自らの内に答えを見出し、人類が生きていける世界を創造していく経験は何方様にもお役に立てる事をご理解頂ける事と考えます。
私は生命に偽りなく生き、余命2ヶ月の生命が助かり、33年生きながらえています。ただ生きているのではなく、子供の頃からの願いでありました世界の平和実現に向け真の資質を世界に向け表し、生きていけるようになりました。人間一人一人持って生まれた能力も資質も違います。一人一人が今よりも更に能力を上げ、世界に貢献していく事は一気に世界が変わる可能性に満ちていると見えます。新しい時代も新しい生き方も始まっています。どうぞ一度コンサートへご参加頂き、自らの生命をもってご経験頂けます事を願っています。
私の人生は奇跡の連続で今生命在る人生を感謝しています。魂の真を語り継ぐ事は次世代が生きていける世界を切り拓くと考え、「魂の語り」を開催させて戴きます。
コンサートと合わせましてご参加頂けましたら大変ありがたく存じます。