2008年8月8日〜8月9日



歴史の祭典となる心模様作品展に先立ち、レバノンのネメさんからのメッセージが届き、大変うれしかったです。新しい歴史を共に創り、作品展を祝福してくれている事を感じ、心より感謝します。
早朝から沢山の人にお手伝い頂き、無事に立ち上がりました。いだきしん先生の生演奏が流れる空間はまるで、世にない異次元空間でした。その他、沢山の作品をロビーに展示しました。空間は人が創りますので、全て私が位置も並べ方も決め自分の作品に関しては、全部自分で並べます。会場内のレイアウトはもちろんの事ですが、作品を飾る生地のひとつひとつに至るまで、自分で選び、決めていますので、我が子のように感じます。この度は桐箱に顔採を使って、心模様を描きました。大変苦労した作品でしたので、どれも身の内のように感じ、別れ難く、いだきしん先生に一点一点写真を撮って頂きました。写真に写る桐箱を見て、驚きました。秘密の暗号が隠され描かれているように見えたのです。私は思わず、「2000年後の人はこの桐箱を見つけに来る」と言っていました。秘密の暗号を解読してくれるかしらとまで、想像してしまいました。楽しいひと時でした。太陽の光によっても光沢が変わり、照明によってもどんどん変わっていく様を見ているだけでも、心がときめきます。多くの人と共にこの桐箱の不思議さを楽しみました。又、漆のブローチも創りました。上品で、味わい深い漆のブローチを創ることは大変楽しかったです。漆に合うようにと桐箱を用意して下さいました。ひとつも金具を使わずに、木だけの箱にやさしさを感じます。そして桐箱にはいだきしん先生が墨文字で「愛」と書いて下さいました。一生の宝となります。これだけの催しは滅多に出来ませんので、沢山の方々にお越し頂きたい気持ちで一杯です。万難排してお越し下さいますようにと願っています。10日は東京では今年最後の「高句麗伝説」と「精神の源を辿る旅」のスペシャル版を開催します。共にいだきしん先生の音楽と共に映像を上映します。以前から聞いていたのですが、目で見る映像からの情報と耳で聞く、音楽からの情報<いだきしん先生の音楽は生命全てで聞きますが>がひとつになる経験は知性と感性が一致していくので、頭脳と体が分断されたようにし、自分の事がわからなくなっってしまった現代人にとっては何よりも優先すべき経験となると考えます。自分が良い状態で生きれば取り巻く環境も良くなります。自分が変わることが何よりの解決になりますので、世界中何処へ行っても得れない変わる経験が出来るコンサートは万難排してでもお越し頂きたいと感じるのです。一人で苦労していても、抜け出せないことがコンサートではいとも簡単にあっという間に抜け出し、変われるのです。自分が変わることなくして先は開かれない事を私は良く知っています。この夏にこれ程の一大イベントを行っていますのも、世界の危機にありながら、何としてでも状況を切り開いていきたいと考えての事です。8月10日のコンサートという機会は2度とありません。世界各地からお越し頂くことを考えれば、日本であるだけありがたいです。
9日の作品展に向けては、沢山の人が動員に動きます。会場創りをする人と気持ちひとつに、世界に影響を与える場をつくれます様、臨んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2008年8月8日 高麗恵子ウェブサロンより抜粋



 






高麗恵子「心模様」作品展 主な開催履歴





2008年5月20日〜23日 京都文化博物館 別館ホール
2008年6月19日〜20日 HARAJIKU QUEST HALL
2008年8月 8日〜 9日 ラフォーレミュージアム六本木
2008年12月2日〜 6日 ユネスコパレス(レバノン共和国、ベイルート)
2008年12月24日    横浜市開講記念会館
2009年1月15日〜20日 ギャラリーコーワ(東京、表参道ヒルズ 西館1F)
2009年3月17日〜22日/4月14日〜26日 ギャラリーおいけ(京都)
2009年3月24日〜4月12日 ぎおんギャラリー(京都/八坂)
2009年8月14日〜15日 ラフォーレミュージアム六本木
2009年11月7日〜10日 嶋屋画廊(京都)
2009年11月17日〜19日 奈良市美術館
2010年 9月 9日    アートシアターいしかわ(金沢)